春はあけぼの

皆様こんにちは!
╭( ・ㅂ・)و ̑̑
2月ももうすぐ終わりですね、昨日まで凄く暖かかったのに…
今日はまた寒いです、皆様の体調は大丈夫でしょうか?
さて、今日は清少納言の枕草子から
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる 雲のほそくたなびきたる。
~枕草子より~
これを現代語訳にすると
春は夜がほのぼのと明けようとする頃(が良い)
(日が昇るにつれて)だんだん白んでいく
山際の辺りがいくらか明るくなって
紫がかってる雲が横に長く引いている様子(が良い)
となるそうです
枕草子は春夏秋冬のくだりから話が始まります
平安時代の飾らない美しい風景が見えてくる様です
日本は四季折々趣きがあって色々と美しい情を楽しめる国ですよね
それは平安時代も令和の現代も同じ
(春はあけぼの)=春の夜明け前は美しい
寒かった冬の間、地味に根に栄養を蓄え、春に大輪の花を咲かす
まるで今の時期の様です
さて、今日の目黒川の様子はどうでしょう
春の息吹を少し感じつつも、桜はまだまだかな~?という感じです
桜の開花と共に緊急事態宣言も解除される雰囲気がニュースよりそんな気配を漂わせておりますが…
「あけぼの」の意味として新しく事態が展開しようとする時ともあります
春になり、今世界中で起こっている暗い出来事に対して新しい展開が(ポジティブな意味で)拓ける事を心から願っています
こんな時だからこそ、暦の上では春ですが、桜咲く春が今年は本当に待ち遠しいですね